2018/08/01(水)
膝が痛くて登山を諦めかけているあなたへ朗報です
カテゴリー:膝痛
膝が痛くても大好きな登山を続けたいあなたへ朗報です
このブログでは、膝が痛くても膝の痛みを我慢せずに登山できるように私が知っている知識をお伝えします。
このブログを参考に登山を続けられる人が一人でも増えればと願っています。
登山ファンになぜ膝が痛い人が多いのか?
思い出してください。
あの登山の光景を。
それが日常生活で同じ場面が思い当たりますか?
登山は別物ですよね。
ですので、いつも以上に全身の筋力を使い、体力を消耗します。
特に下山のときに、転げ落ちないように身体を支えるので筋力を使います。
そこで一番負担が掛かるのが膝なんです。
だから、膝が痛くなる人が多い結果なのです。
なぜ膝に負担が掛かるのでしょうか?
登山で最も負担のかかる筋肉は?
それはなんだと思いますか?
膝の上にある大腿四頭筋です。
この筋肉は膝を伸ばすために働く筋肉です。
この筋肉が負荷が掛かり過ぎて固くなってしまうことで膝の痛みが出やすくなります。
また、負荷量は登山よりも下山のほうが何倍にもなります。
登山のときは本来の膝を曲げているところから筋肉の収縮により伸ばすという働きをするのに対して(求心性収縮)、下山では膝が急に曲がらないようにゆっくりと筋力を使って曲げるようにコントロールとブレーキをします(遠心性収縮)。
この働きは下山でみられるので日常生活では使用しない動きであるため、筋への負担はより大きいものとなります。
しかも、山には登山して、頂上で休憩して、そのあと下山しますよね。
その登山の疲労も重なって、下山のときの筋活動で疲労が蓄積されているので、いつもよりも踏ん張れないということに繋がります。
ですので、下山中は休憩を多く挟み、大腿四頭筋を休ませながら下山してくださいね。
大腿四頭筋が固くなる意外な原因
今まで説明してきました大腿四頭筋に、より強い負荷を与えてしまう原因として
お尻にある「大殿筋がうまく働いていない」
ということもあります。
大殿筋はお尻にある最も大きな筋肉で、股関節を後ろへ伸ばす働きがあります。
この筋肉は後ろにあるのもそうですが身体を支えている大黒柱の一つです。
大臀筋を下山のときにいかに使用するかで膝への負担が減ってきます。
大臀筋を日頃から使う習慣がないので、日頃から使用するエクササイズをしていただきたいと思います。
大臀筋を使っていると思っていても、実は腰背部を使っていることがあるので注意してくださいね。
膝の痛みを悪化させるか軽減させるか?
これほど重要な役割を持っています。
大臀筋の筋力左右差チェックと簡単エクササイズ
まとめ
登山する方の多くは膝が痛い方が多い。
それには大腿四頭筋に予想以上の負荷が掛かっている。
登山よりも下山時に。
その大腿四頭筋の働きを助けるのがお尻の筋肉の大臀筋である。
大臀筋は日常生活でも使えていない人が多いので、日頃から使えるようにエクササイズをしていきましょう。
大臀筋が働くためには、働きやすい環境を作らないといけません。
大臀筋の働きの邪魔をしているところもあるかもしれませんので、専門家に相談されるのも良いですね。
あなたがこのブログを参考に楽しく登山できますように心から願っております。
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