2018/06/22(金)
【変形性膝関節症】外反母趾になっていませんか?
カテゴリー:膝痛
膝の痛みで一番多いのが、変形性膝関節症です。
その変形性膝関節症の方は必ずと言っていいほど【外反母趾】になっています。
それも膝が痛い方が強く変形しています。
足の指まで関連しているので見てみてください。
あなたはこのようなお悩みはありませんか?
・膝が痛い方が特に外反母趾になっている
・靴の外側だけすり減っている
・足の小指の下側を押すととても痛い
・歩くと足首からスネに掛けて疲れてくる
このどれか一つでも当てはまる方は変形性膝関節症かもしれません。
まず、変形膝関節症の方は、足首や足の指の動き、柔軟性が損なわれている場合があります。
足部が硬いってことなんです。
足部について
足部とは、足首より下の部分のことを言います。
足部には多くの骨があり、全体重を支えています。
人間が立つ・歩く動作をするときに地面と接するのは足だけなんです。
とても重要な役割を担っています。
足部の構成が崩れると、どうなるか分かりますか?
全身の不安定を引き起こしてしまうのです。
この多くの骨が内側、外側、横に【アーチ】を形成しており、体重支持に役立っています。
このアーチの構造が凹凸の道や傾斜の道などの環境に合わせて適合させており、歩く時や走る時の衝撃を吸収し、推進力を生み出しています。
ここが重要です。
内側縦アーチは歩行などの運動に、外側縦アーチは足のバランスに密接に関与しています。
また、足の裏には固有受容器と言って触覚や痛覚といった様々な感覚を入力するものがたくさんあります。
人間では足の裏が一番多いとされています。
簡単に言うと脳と密接に関係していて情報を伝える【センサー】の役割をしています。
このセンサーを利用して、人間は歩いたりすることが出来ています。
それだけ足部の固有受容器は重要なんです。
変形性膝関節症の足部とは?
変形性膝関節症の方はどんな足の形をしているのでしょうか?
気づいてましたか?
実は変形性膝関節症の足部の方は特徴があって、特に「偏平足」と「外反母趾」が多く見られます。
偏平足とは、土踏まずがない、または低い足です。
内くるぶしの後ろを通っている後脛骨筋と言われる筋肉を始めとする、足部の筋肉の張力が低下し、内側のアーチが下がっている状態です。
足の裏全体が地面に接地している状態です。
外反母趾とは、足の親指が小指側に向いてしまう足です。
外反母趾の改善方法
足のアーチが崩れ、衝撃を吸収する機能が低下することで、足への負担が決まったところに集中します。
そして足部内の筋肉の機能が低下します。
すると、立位や歩行などでしっかりと重心を支えられずに不安定となり、それを安定させようとふくらはぎの筋肉が過剰に働きます。
ふくらはぎの過剰な働きで姿勢が崩れていき、それが足首や膝関節の痛みとなり、日常生活に支障が出てくるのです。
膝痛を足部から改善させていくには、まず過剰に働いている筋肉をほぐします。
次に足のアーチを構成している骨・関節の調整。
負荷が常に掛かっている足部は硬いです。
アーチを形成し、足底での荷重を促すことにより外反母趾は改善できる。
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